とある弁護士のひとりごと

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【貸金業者の対応】クロスシード破産手続開始決定⑥

【クロスシード破産手続開始決定⑥】
・破産管財人が大阪地方裁判所に提出した「業務要点報告書(第1回)」をHP上で公表しました。
URL:http://www.crossceed-kanzai.jp/pdf/gyoumu_NO1.pdf

・これによると配当可能性はあるようですが,今後の訴訟の展開や費用などもかさむため,配当についてはあまり期待しない方がいいでしょう。

・この会社の役員の責任の有無という最も重要な事項「第2 役員の財産に対する保全処分又は役員責任査定決定を必要とする事情の有無」について,「調査中」としていることから,管財人は迅速に対応できていないことがわかります。
・ある意味この点こそが管財人の唯一の仕事といってもいいのに,破産手続開始決定から9か月を経た今もこのようなことしかいえないのは,本件が①債権者破産の事案であり,②多くの債権者がいることを考慮しても怠慢としかいえません(過払い債権者数は他の破産した大手貸金業者と比べればそれほど多くはありません)。
・破産管財人が2人・管財人代理が8人も選任する必要があったかそもそも疑問なうえ,この10名に支払われる報酬で配当に回す財産が大きく毀損することに鑑みれば,この10名が十分な仕事をしているとは到底いえないでしょう。
・破産管財人及び破産管財人代理の仕事が十分だったかの検証をするため,名前を公表していない破産管財人代理の氏名と役割分担をHP上で公表すべきでしょう。


※上記の意見・情報などの正確性等を保証するものではなく,お使いになる方の判断と責任で情報の取捨選択をお願いします。
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by lawinfo | 2014-09-24 23:10 | 貸金業者の対応
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