とある弁護士のひとりごと

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【名誉毀損】名古屋高裁平成24年12月21日民事第4部判決

【ブログの実名記事と名誉毀損】
・名古屋高裁平成24年12月21日民事第4部判決(渡辺修明裁判長)
(事件番号:名古屋高等裁判所平成24年(ネ)第771号・損害賠償請求控訴事件)
URL:http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=82969&hanreiKbn=04


【事案の概要】
・自らが管理するインターネット上のブログに掲載した相手方の実名を用いた記事について,公益目的及び真実性の証明がないとして,信用毀損による損害賠償請求が認容された事例


【損害額の認定】
「本件記事が掲載されたブログは,インターネットにより不特定多数の一般人に閲覧される可能性のあるものであるから,控訴人の具体的損害については,その損害の性質上その額を立証することは極めて困難であるといわざるを得ないし,本件においても,それが立証されているということはできない。したがって,本件においては,民事訴訟法248条(※)の規定により,裁判所が,口頭弁論の全趣旨及び証拠調べの結果に基づき,相当な損害額を認定すべきである。」


【※民事訴訟法248条】
「損害が生じたことが認められる場合において、損害の性質上その額を立証することが極めて困難であるときは、裁判所は、口頭弁論の全趣旨及び証拠調べの結果に基づき、相当な損害額を認定することができる。」


【雑感】
・ブログ等に実名で記事を掲載することはかなり危険な行為であることを認識した方がいいでしょう。


※上記の判決・情報などの正確性等を保証するものではなく,お使いになる方の判断と責任で情報の取捨選択をお願いします。
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by lawinfo | 2013-03-06 23:56 | 損害賠償請求
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